常任指揮者
森永淳一指揮法を高階正光氏に師事。大阪大学混声合唱団において副指揮者・正指揮者を歴任。1999年から2006年にわたり松下耕氏率いる合唱団体「耕友会」において合唱指揮・指導の研鑚を積み、2001年には、ドイツにおいて開催された「合唱指揮者のためのセミナー」に参加、Volker Hempfling氏より指揮法、Gudrun Schröfel氏より発声指導法の指導を受ける。
2006年、夏川りみ「母想いコンサート5~with母想いコーラス隊~」のコーラス隊「彩風(あやかじ)」に指揮者として総勢280名の指導にあたる。2011年には、おかあさんコーラス大会全国大会にて「アンサンブル濤音-tone-」をひまわり賞に導き、2018年7月に行われた第一回東京国際合唱コンクール・カテゴリーB(シニア部門)において同団を指揮、カテゴリー1位に導く。東京都合唱コンクールにおいても中央大学混声合唱こだま会を指揮、大学ユース部門にて好成績を獲得している。 現在10団体の合唱団の音楽監督・常任指揮者を務めるほか、教育現場での合唱指導にも携わっている。 |
ヴォイストレーナー
田中 三佐代(ソプラノパート専属)
国立音楽大学教育音楽学科卒業。東京芸術大学大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ修了(オペラスタジオ所長賞受賞)。東京文化会館推薦オーディション合格。オペラでは大野和士指揮、「ワルキューレ」(ゲルヒルデ)で二期会デビュー。飯守泰次郎指揮、東京シティ・フィル・オーケストラ・オペラ「ラインの黄金」(ヴェルグンデ)、「ワルキューレ」(ゲルヒルデ)、「神々の黄昏」(グートルーヌ及びヴェルゲンデ)に出演の他、若杉弘指揮、二期会公演「エジプトのヘレナ」(第一の侍女)、「イエヌーファ」(ベルリン・コーミッシェ・オーバーとの共同制作)にてタイトルロールうを歌い好評を博す、また小澤征爾指揮、東京のオペラの森公演「エレクトラ」(監視の女)、佐渡裕指揮、兵庫芸術文化センター「魔笛」(第一の侍女)、新国立劇場へは「ラインの黄金」(フライア)、「魔笛」(第一の侍女)、「ばらの騎士」(マリアンネ)ではびわ湖ホール・神奈川県民ホール共催公演、新日本フィルの公演にも出演。コンサートでは、ハイドン「小オルガン・ミサ」、モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ドヴォルザーク「テ・デウム」「スターバト・マーテル」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」等のソプラノ・ソロを務める他、NHKニューイヤー・オペラ・コンサート等、多数のコンサートに出演。東京フィル「第九」やN響(シャルウ。デュトワ指揮)、都響、名古屋フィル等、様々なオーケストラとも共演している。二期会会員。
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雨宮 昌子(アルトパート専属)
岡本 泰寛(テノールパート専属)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大大学院音楽研究科修士課程修了。1998年第34回日伊コンコルソ第2位入賞。99年藤沢オペラコンクール入選。東京文化会館新進演奏家オーディション合格。2002年第13回日本声楽コンクール入選。1994年『魔笛』のタミーノ役でデビュー。95年『ボエーム』ロドルフォ役、97年『こうもり」アルフレード役、 98年『ファウスト』ファウスト役等に出演。2000年には4月新国立劇場・二期会共催公演『サロメ』、8月日生劇場オペレッタ『羽衣』、10月『コシ・ファン・トゥッテ』フェランド役、 2001年7月『ファルスタッフ』、2002年二期会公演『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)、7・8月ベルギー王立歌劇場モネ劇場提携公演『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、 12月に新国立劇場・二期会共催公演『ナクソス島のアリアドネ』、2003年1月新国立劇場小劇場『無人島』(日本初演)、2005年3月東京のオペラの森『エレクトラ』に出演し好演した。2005年10月に小沢征爾音楽塾に参加し天津、上海で『セヴィリアの理髪師』特別演奏会に出演。12月に大阪フィル『トスカ』2006年3月には東京の森のオペラの「オテロ」に出演した。コンサートではNHK交響楽団の定期公演、準メルクル指揮の『ヴィーナスとアドニス』、シャルル・デュトワ指揮の『エレクトラ』にソリストとして出演。その他にベートーヴェンの「交響曲第9番」「ミサ・ソレムニス」、ヘンデルの「メサイア」、グノーの「チェチェーリアミサ」、モーツァルトの「レクイエム」、バッハの「ロ短調ミサ」、ベルリオーズの「ロメオとジュリエット」等のソリストを務める。二期会会員。
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